第十一回 つかみはOK大作戦
「最初の一発」。つまり「つかみ」。
実はこの「つかみの力量」が女の子にモテる・モテないに大きく左右してくる。
それは、もちろん電話での第一声しかり、メールしかり、デートしかり…。
一番最初の「つかみ」1つで、その先の展開が大きく変わってくるものです。
つまり…
「つかみ」は、それによっては、つきあえたり、つきあえなかったり…もする、
いかにも大事な技術なのでございます。そこで、今回は「つかみの力学」をご紹介。
効果的な電話での「第一声」から、デートの誘いに持ち込める第一声まで伝授します。
効果的な第一声で相手の気持ちをつかむ
「ひさしぶり!」
これは、本当にひさしぶりな人にかけるつかみではありません。
結構、会社や学校でもあう人に使うと、逆に効果がでる言葉。
なぜなら…「ひさしぶり」でもないのに「ひさしぶり」というのは“好意”を
アピールできる隠れ言葉だからです。
A子:「もしもし」
U:「ひさしぶり!」
A子:「いやいや。今日も昨日も会社で会ってるじゃないですか」
U:「でも、二人っきりで話すのはひさしぶりでしょ?」
ポイント:
この後、会社を仮想敵国にして、愚痴話にもっていくとデートに誘える確率が相当あがります。
「あれ?声変わりした?」
これは『ひさしぶり』の変形バージョン。 この歳で声変わりなど絶対しません。
これは、“声変わり=状況の変化” を表し、
その後の話の展開へもっていけるフリの効果的な台詞です。
A子:「もしもし」
U:「あれ?声変わりした?」
A子:「なんで、この歳で声変わりするのよ」
U:「いやー。逆に若くなった!いいことあったでしょ?」
ポイント:
実は「いいことあったでしょ?」の話題フリも大事!
「あ?髪きったでしょ?」
これは相手につっこませる技法。 電話で見えるわけないのに、
こういうことを言うと必ず「見えねえだろ!」とつっこんできます。
しかし、ツッコミは所謂のってくることなんで、きっとこの後も会話が弾むことが予想されます。
A子:「もしもし」
U:「あれ?髪きったでしょ?」
A子:「電話なのにわかるわけないでしょ!」
U:「あー、ごめんごめん。オレが髪きったんだ」
ポイント:
ここから、実際に髪を切っていれば、髪型の話に展開し、
「みてみたい!」ということでデートにも誘えます!
「いま、そっち何時?」
海外からかける人は決まってこういうつまらないことを聞いてきますよね。
でも、これを国内で使うと…結構ウケマス。
A子:「もしもし」
U:「もしもし?聞こえる?いま、そっち何時?」
A子:「え?海外からかけてるの?」
U:「いや。埼玉。」
ポイント:
この後の言い訳が肝。
「遊んでくれないから、心の時差が生じた」など、オチをつければ勝ち。
その他の使える「つかみ」電話術。
「どうも。アントニオバンデラスです。」
映画好きな女の子には、ヒット率が高いこ“つかみ”。
「日本人がそんな濃くねーだろ!」と快く突っ込んでくれるはず。
ただ、アントニオバンデラスを知らない人に使うと逆効果だったりします。
「餃子くったでしょ?受話器からいい臭いする」
小バカにしつつも、「そんなことできねーよ」とつっこます“つかみ”。
その後、『電話線に入って今すぐきみに会いたい』と、言えば、イケマス。
いかがですか?
実際にわたくしが使っている「つかみ」のごく一部を紹介させていただきました。
でもちょっと注意してほしいのが、全然知らない初対面の人に使うと…
ヤケドの確立が大なので気をつけてくださいな!