産後疲れの妻のサポート方法
子どもができた時に今まで以上に分かる両親への有難み。育ててくれたことに感謝し親孝行をする人も多いでしょう。ですが、妻に対してはどうでしょう?母親なのだから、当たり前だろうと子育てを任せっきりになっていませんか?ミルクをあげるのも、夜泣きをあやすのも、母親である必要はないのです。それをどうも未だに勘違いなされている方が多くいます。任せっぱなしにすると夫婦仲が冷め、離婚するケースもあります。今回は、そうならない為に旦那さんがすべき心構えとサポート方法をご紹介します。
父親としての自覚を持つ
母親と違い、お腹に子どもがいるわけではない父親は自覚を持つのが遅いと言われています。子どもができてからも、自分中心の生活をしている。仕事の付き合いだからと飲みに行くペースが変わらないでは、自覚があるとは言えません。仕事から終わり疲れているのは分かりますが、奥様も一日中子育てと家事に追われ疲れているのは一緒です。家にいる時間は率先して子育てを行うようにしましょう。子どもの為にも、できるだけ関わる時間を持つことが大切です。
ホルモンの乱れを理解する
出産後はホルモンが崩れ自律神経にも影響をきたします。些細なことにイライラしたり、太る、肌荒れ、不眠などの問題もでてきます。「こんなことで怒るの?」と攻め立てるのではなく、一呼吸置き、頑張って自分と戦っているんだと労わる言葉をかけるようにしましょう。ホルモンバランスが整うのには、母乳か否か、夜泣きなどのストレスがあるかどうかでも変わりますが、整えるために健康的な食事、睡眠、運動が不可欠。最初から全部で行うとなると、それがストレスになることもある為、奥様がご飯を食べているか、寝る時間が確保できているか気にかけるようにしましょう。
身体を休める出費は家庭維持費
家事や子育てをあまりサポートできない時もあると思います。そんな時は周りにいる人を頼って下さい。両親に手伝ってもらってもらう、近くにいない場合は家事代行やベビーシッターをお願いする。祖父母や第三者に家事育児をサポートしてもらうことに否定的な方もいますが、それはただの妬みです。自分の時はそんな風にしてもらえなかったと羨ましいのです。子育ての仕方は1つではありません、休む時間を確保するために時には周りに寄りかかって下さい。
出産前であれば、父親学級・両親学級に参加する
これらで、出産や育児の正しい知識を学べます。自治体や医療機関などで開催されており、ほとんどの場合は無料。拘束時間も2時間ほどと短いので、どんなに忙しい方でも参加することをオススメします。
まとめ
ホルモンのバランスは自分で戻そうと思ってもなかなか難しいものです。それをサポートできるのは一緒に暮らす夫だけ。結婚したいと思った姿と変わってしまっても、辛抱強く傍にいてあげて下さい。辛いことも嬉しいことも互いに分かち合う。それが人生と共にするということです。是非、これらを参考に家庭を築いてもらえたら幸いです。