恋人を作る、ひとつのルール

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見習うべきはマクドナルドの姿勢

日本マクドナルドが今年、大幅な増収増益になる見通し、
というニュースを見ました。
時々無性にあのマックフライポテトが食べたくなり、買いに行くことがあるのですが、入店すると店員さんはテキパキした動きで注文を受け、品物を渡す際には笑顔で挨拶。
数ある似たようなファーストフード店と比べると、スタッフ教育がしっかりしているのだな、といつも感心していました。

聞いた話によると、マクドナルドには『ゴールデンルール』というものが存在するそうです。
それが「自分がして欲しくないと思うことは、他の人にもしてはならない」というもの。

スタッフ教育の際のルールらしいのですが、この言葉自体はマクドナルドに限ったことではなく社会のルールや道徳、マナーに近い感覚ですよね。
そんなマクドナルド、店長クラスになるとゴールデンルールの上のルールが存在するらしいのです…。

それが『プラチナルール』。
これは「自分がして欲しいと思うような態度、言葉、行動などを、他の人に対しても実行する」
というゴールデンルールを一歩進めた内容。
言葉にしてみるとなんだか当たり前のように聞こえますが、近所付き合いも希薄になっている現代、一般の私たちが普通の生活の中で実行するのは、なかなか難しそうです。

なるほど、と言葉を反芻しながら思ったのは
『コレって男女の恋愛にも必要不可欠なルールだろうな』ということ。
しかも男女関係には『プラチナルール』をもう一歩進めた…いうなれば『プレミアムルール』
を用いることが、カップルの関係を良好に保つ秘訣になると考えました。

あなたの行為は自己満足ではないですか？

それは「相手がして欲しいと思うような態度、言葉、行動などを、相手にしてあげる」こと。
そうです、相手が一番うれしいことはなにかを考え実行することです。
恋愛においては「自分がして欲しいこと」＝「相手がして欲しいこと」とは限りません。

例えば、付き合い始めてまだ期間の短いカップルは、お互いの趣向などは探り探りの状態。
パートナーの好みを知ろうとしたり、『自分の色々な部分をわかって欲しい』と思ったり、
そんな欲求は誰にでも少なからずあります。
でも、そこで『おれ（わたし）はこうだから、あなたにもこうして欲しい』なんていう押し付け合いが始まってしまうと、悲惨な結果を招きかねません。

『自分がうれしい事が相手のうれしい事だとは限らない。
あなたが絶対に大根が大好きでも、相手に大根1年分を送ったら相手は迷惑なだけだ。』

男女の分かれの原因で「性格の不一致」なんてものは、そんな「自己愛」を相手に押し付けてしまい、相手への愛情と己のプライド（自己愛）を天秤にかけた結果です。
相手に譲ることなく、己のプライドを選び喧嘩別れとなるのです。

気になる異性と付き合うためには？

ではまだ恋人のいない、これから異性にアタックするあなたの場合は？
「会話」と「リサーチ」に時間を割くことをオススメします。

もちろんこの会話も、押し付けや質問に終始しない気楽な会話です。
女性もリラックスした状態の方が、意外と本音をこぼしてくれるかもしれませんしね。
そこで相手の好きな食べ物から好きな雰囲気。趣向や性格などをよくリサーチすること。

互いに気を使わない会話が出来てきたら、食事にでも誘ってみましょう。
きっとその頃にはリサーチ結果に合致する、
相手にぴったりの店が見つかっていると思いますよ。

そしてお別れの際にも「おれはキミのことこんなに好きなんだよ。ここまでしたんだから…」
なんていう、自分勝手な押し付け告白は厳禁。
これらを「相手がなにをしたら一番よろこんでくれるか」を加味し、
あくまでスマートにこなすことで、相手の女性も自然とあなたに好感を持ってくれるでしょう。

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