【第七回】目標設定は明確に!
皆さんの周りにも、夢追い迷子の人っていませんか?
夢は語るが努力はせず…。
そんなんじゃ、モテるわけないですよねぇ。
今回は、そんなお話なのです。
編集部員:ナルミ
今年の春、恋タメ編集部にやってきた、入りたてホヤホヤの新入社員。
明るく積極的な性格が災い(?)して、今回この企画に大抜擢。
入社一カ月目にして、すでに編集部のマスコット的存在。
編集長:エアロ酢味噌
泣く子も号泣の、恋タメ編集部の名物”鬼”編集長。
…とは言え、義理人情に厚く、面倒見も良いので、実は意外にも(?)皆に好かれている。 曲がった事が大嫌い。ちょっと頑固で古臭い一面も…。
Scene 7 就業中のオフィスにて…

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はぁ~……。

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おう、どうした、でかい溜息だな。ダイエットにでも失敗したか?

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ギクッ!

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ち、ち、ち、ちょっと!!編集長!
デリカシーないですよ! 
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いや…まぁ…
そのとおりなんですけど…。 
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おお、本当にそうなのか!?
いやぁ俺、今日も冴えちゃってるなぁ、あっはっは! 
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……………。

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はっは…はっ…は………。

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…………………………。

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まぁ、なんだ、その…。
とりあえず謝るから、なんかしゃべってくれ…。 
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これでも落ち込んでるんですよ!

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いや、悪い悪い。
つい、な。 
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まぁ、で、なんだ、どのぐらい落とすつもりだったんだ?

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ちょっ……ホントにデリカシーないですねぇ!

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……どのぐらいとか、別にないですよ。
とりあえず少しでも落とせればいいなぁと思ってたんですけど 
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なんだ、じゃあ成功するわけねーよ。

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編~集~長~~~!!!
もうホント、一回デリカシーって言葉を辞書で調べてきて下さい!!!! 
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どわっ!
なんだなんだ!?
今日はいつもと逆パターンか!? 
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ど、怒鳴るな!悪かったよ!

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まったく…。

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……ん~。
でも、成功するわけないって、どうしてですか?
すっごい気になるんですけど…。 
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あのな、何か事を成すためには、『目標とそれに向けての戦略戦術』が数値化されされていることが重要になってくるんだよ?

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…………ハァ?あ、あの…えっと…。

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日本語で…もう一度…お願いします…。

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バカモン。
お前が習ってこい。 
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要するにだな。
数字で表せる具体的な目標がないと、具体的にどうがんばったらいいのかわからなくて、往々にして計画が挫折しやすい、ということだ。 
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つまり、お前はいついつまでに何キロ痩せる、というはっきりした数値目標を定めるべきだったのだ

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ハ、ハァ……。

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数値目標がはっきりしていれば、一日一日を、そこに向けてのプロセスとして、計画的に過ごすことができるんだよ。

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あっ、な、なんとなくわかるような気が……します。

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なんとなくじゃなくて、わかれ。

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仕事だって、極論を言えば経営=数値目標を達成することだし、働く人たちの報酬や昇格だって数値目標をどれだけ達成できたかで査定されるだろ。
野球、サッカーなどのスポーツなんかもそうだしな。

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うーん。
そう考えると、『数値目標を掲げる』って、ある種の責任でもあるんですね 
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おぉ、面白いことを言うな。

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そうだ、数値というのは責任のことだ。
夢や目標が叶えられないと嘆くヤツらの中には、その大小に関わらず、それを具体的な数値目標に落とし込めていないっていうパターンが多いんだ。責任を放棄したところに、都合良くリターンだけは発生しない、ってわけだな

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うぅ、なんだか耳が痛いです……。

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そうだそうだ、もっと耳を傷めろ、反省しろー!

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苦しむがいい!うわっはっはっは!

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もう、何なんですか!
今日の編集長は!
———–今回の編集長のテンションが変なのはともかくとして…。
ダイエット、最初はやる気があったんだよね。
でも、なかなか痩せないことで、だんだんそれが萎んでいってしまって、自分にも甘くなってしまって……。
たぶん、「○日までに○キロ落とす」というような、現実に基づいた数値目標があったら、うまく自分をコントロールできたんだろうな。
思わずふくれてしまったけど、確かにこのやり方では結果なんて出ないはずだ。

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はは、すまんすまん。

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ま、これで少し大人になれたと思えば安いもんだろ。
お前だって、もしこれから出会って『いいな』と思ったオトコが、例えば『俺、作家になりたいんだよね』とか『ショートフィルム撮りたいんだよね』とか何とか言ったとして、話を聞いてみたら作品の1本も仕上げたことがない、漠然とした願望があるだけだった、なんてヤツだったら、どうする?

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あ、よくいますよね、そういう人。

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イヤです(キッパリ)

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もしプロポーズされるときも、『いつか結婚しよう』と言われるよりも、『いついつまでに結婚しよう』とか『いくら貯まったら結婚しよう』って言われるほうが、安心できるだろ

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というか、最初のはプロポーズって言わないんじゃ…

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夢の話にしても結婚の話にしても、『希望はあるけど、そのための日々の行動や努力は面倒臭い』って言っているように聞こえちゃうかな。

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確かに、一緒に時間を過ごしたり、歳を重ねていく相手としては選べませんよね。欠陥が致命的すぎます
———–そういうヤツに限って「先のことは考えてはいるけど……」なんて言うんだよね。
でもまったくビジョンが見えないんだったら、考えてないのと同じだよ。

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おぉ、お前も言うなぁ。
だがもちろん、いくら数値目標を掲げたところで達成できないこともあるからな。
そこは長い目で見てやれよ。 
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そうやって、期限いっぱいまで努力したものは必ず自分の中に何かしらの形で残るし、何が足りなかったのかを反省することで、自分の弱点も見えてくる。

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トータルで見たらやっぱりプラスになっているんだ。

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はは、それはまぁ、お互い様ということで……。

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でも何にしても、掲げた目標に対する行動力があって、達成に向けてストイックなぐらいに努力を継続する男の人って、かっこいいですよね!
———–努力を続けられるって、その先に何があるかは関係なく、ひとりの人間をある程度測る目安になると思うんだよね。
もちろん男だけじゃなくて女にも当てはまることだけど。
それを数値が目標にあるというシビアな状況でできるというのは、人間としての底力がある人なんだと思う。
数字に追いかけられていたら、「日々何となくやっていればいい」ってことができなくなるからね!

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おぉ、わかってるじゃねぇか!

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ただしな、何でもかんでも、数値目標を掲げて行動しろと言っているわけじゃないぞ

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ちょ……最後の最後で言っていること変えないで下さい!

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いやいや、変えたわけではない。
「木を見て森を見ない」ということはするなよ、って意味だ 
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………………。

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………………日本語で…。

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…………。

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あう!ごめんなさい!

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…つまりだな…。

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期限を設けることや、数値におきかえるということは、つまり『そのことを真剣に行動に置き換えて考えている』ってこと。
ここが大事なんだ!

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ふむふむ。

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たとえば、告白したいけどどうしよう、と迷っている相手がいるとする。だが悩んでいるだけではズルズルと時だけが過ぎ、いつのまにや他の男の彼女になんてことになりかねない。
そこで『来週帰り道で一緒になった時に、思い切ってデートに誘おう』と決意するとする。

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これもまぁ、数値目標みたいなものと言えなくもないが、何しろ相手は生モノだからな。
計画というにはアラがありすぎる 
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編集長、生モノって……。

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『誘う内容は……、言い方は……、もし内容が気に入っていないみたいだったら…… OKだったら……NGだったら……』というように、あれこれ細かく考えておくことが、少しずつでも成功に繋がるんだ。

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数値化っていうのは、真剣に物事に向かい合うときの、ひとつの方法論ってことなんだよ。うまく使えよ

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なるほどぉ! わかりましたー!

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