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編集部ナルミの「教えて編集長!」

【第3回】モテ力を養う魔法のスーツ!

新人社員ナルミの「教えて編集長!」。
第三回は、男のスーツについてのお話。

みなさん、普段はどんな格好をしてますか?
女の子は、いい加減な格好してる人を、ちゃんと見てるんですよ。

  • ナルミ編集部員:ナルミ
    今年の春、恋タメ編集部にやってきた、入りたてホヤホヤの新入社員。
    明るく積極的な性格が災い(?)して、今回この企画に大抜擢。
    入社一カ月目にして、すでに編集部のマスコット的存在。
  • 編集長編集長:エアロ酢味噌
    泣く子も号泣の、恋タメ編集部の名物”鬼”編集長。
    …とは言え、義理人情に厚く、面倒見も良いので、実は意外にも(?)皆に好かれている。 曲がった事が大嫌い。ちょっと頑固で古臭い一面も…。

Scene 3 面接後のオフィスにて…

編集長

ったく、何なんだ、さっきのは。まったく最近の若いモンはなっとらん。ブツブツ……

ナルミ

………。(また始まった……。)

ナルミ

ど…どうしたんですか、編集長。またエラくご機嫌ナナメですねぇ。

編集長

いやな。今年大学を出たばかりって奴が、さっき面接に来たんだがなぁ。

編集長

面接だってのに、格好がなんと、Tシャツにジーンズなんだよ。信じられねぇよ、まったく

ナルミ

あぁ~……。それはさすがにキツいですね。
バイトじゃあるまいし、正社員の面接でそれは…

編集長

そうだろ、そうだろ!!?
良かった!
お前もそのあたりは正常だったか!

ナルミ

(ええぇぇ!?な…泣くほどなんだ!!?)

ナルミ

い…いやまぁ一応…いくら私でも、その位の一般常識はあると思ってますよ。

ナルミ

でも最近の若い人って、あまりスーツ着ないですよね。
『この場にスーツじゃないってヤバいんじゃない!?』っていうようなところまでカジュアルで来たりして

編集長

まぁ、要するに子供ってことだよな…。

編集長

本来ならスーツを着ないといけない場所、例えば仕事先だったり、冠婚葬祭の場だったりっていうのは、言ってみれば『公の場』なわけだけど、そういう場所ではまずは相手にとって失礼がないかどうかということが最低限のマナーとして求められるわけだ。

編集長

一個人がどういう人間であるか、なんてのは二の次の話なんだよ。

ナルミ

そう言えば、海外の俳優のインタビューなんかでは、よくスーツを着ていますよね。

ナルミ

じゃああれは公の場に出るのに失礼がないように、っていう意味なんですね。

編集長

その通ーーーり!!

ナルミ

おおぉぉ~~!?

編集長

仕事上においては、洋服は『相手のため』に着るものなんだ。

編集長

服装でオリジナリティや個性を表現するんだ、なんて言うヤツもいるかもしれないけど、そんなのは単なるワガママなんだよ。

編集長

と言うか、本当にオリジナリティや個性を持った人間は、表面がちょっと変わったぐらいではビクともしないだろうが。

――――確かに見た目は大事。
正直なところ、見た目に気を使わない男なんて、男としてより人としてサイテーだと思ってる。

でも、見た目だけに依存する個性っていうのも、ちょっと……と思うのも、これもまた真実だ。
それって本当に個性って呼べるものなの? って問い正したくなることも、たまにある。

スーツって、自分の個性がうわべだけのものじゃないのか確認できるリトマス試験紙みたいな役割もあるのかもしれない(笑)。

編集長

何年か前に、当時のITの有名社長がTシャツで公の場に出てきて、経済界の重鎮たちに『生意気』だとか『信用できない』だとか酷評されたことがあっただろ?
あれなんていい例だよ。

編集長

あれは、あいつが『自分のスタイル』と『公の場に必要な礼儀』を勘違いしていたから起こった悲劇だったと言えるな

ナルミ

あっ、なるほどっ!私、アレを見て『自由で羨ましいな~』って思った反面、やっぱりちょっと違和感があったんですよね。

ナルミ

…なんか『コイツ、空気読めてないんじゃないの?』みたいな。それって、そういうことだったんですね!
やっと今、その時のモヤモヤの正体がわかりました!

編集長

まぁ、こういうご時勢だからな。
スーツを着る必要のない仕事の人ももちろん多いだろう。

編集長

だが、多少無理してでもオフの時、ジャケットやブレザーぐらいは着てみたほうが良いと、俺は思うぞ。

編集長

それに、これは『モテ』にもつながる話なんだ。

ナルミ

へっ?どういうことですか?

編集長

よし。じゃあ想像してみようか。
友達の結婚式や二次会に呼ばれた時、つまりここ一番の晴れ舞台っていうときに、スーツを着こなせていない七五三みたいな出で立ちの男が隣の席になった。
お前、コイツを好きになれるか?

ナルミ

はい、全力で無理ですね(キッパリ)。

編集長

…まぁ。そういう事だな。

ナルミ

あ~。なるほどね~。

ナルミ

あっ、でも確かに晴れ舞台であるかは関係なく、スーツを着こなせない男の人って、その時点で男として頼りなさを感じちゃうなぁ。

編集長

そう!
そこなんだよ!!

編集長

だから、逆にスーツを着こなせるようになると『信用できる』『大人の男性』が『ちゃんと仕事をしている』雰囲気が、自然と醸し出されて来るんだよな。

編集長

ここに頼りがいを感じてホロっと来るという女の子は多いって訳だ。

ナルミ

そう考えるスーツってすごいですね!モテる魔法みたいで。私が男だったら毎日でも着まくって、着こなせるようになるのに!

編集長

喝ーーーーーーーっ!!

ナルミ

うわあぁぁぁ!!??

編集長

そんな甘っちょろい話じゃないぞ!?

編集長

スーツを着ました、はいモテました、なんてウマい話があるわけないだろ!

ナルミ

今年一番の怒声でしたねぇ。
心臓止まるかと思いましたよぉ。

編集長

いいか、重要なのはスーツを着ること自体ではなく、スーツを着ることによって経験することなんだ

ナルミ

えー……っと…。

ナルミ

よくわかりませーん!

編集長

スーツを着るということは、公の場に一人の大人として参加しているという事だろ?つまり接する相手は自分のことを一人前として扱うわけだ

ナルミ

はい、それは分かりますね。

編集長

…という事はだ。
こちらもそれに応えなければいけなくなるから、勉強したりスキルを磨いたり、自分自身の向上に努めるようになる。

編集長

スーツ姿で仕事をすることで周囲が見る目も変わり、結果、成長と自信につながる、と、こういうわけだ

―――― 一人前として扱う、なんてエラそうなことは私にはまだ言えない。
でも確かに、もし目の前にスーツを着ている人と着ていない人がいたとして、その二人の能力が同じだったとしても、デキそうに感じるのは着ているほうの人、だなぁ……。

この感じ方の違いが、結果的に扱いの違いとして出ることはあるのかもしれない。

おっと、差別だなんて言わないでね。
そもそもスーツを着るのも着ないのも、その人の自由意志で選んだことなんだから。

自由にはリスクがつきもので、これは着ないという自由に付随するリスク。逆に「一人前扱い」というのは、着る人にとってのリスクということもできる。

でも、なんだかリスクのレベルが違うような気もするね(笑)

編集長

まぁ、モテるのが目的で着る訳ではないが、もれなくついてくるのは間違いなだろう。

編集長

俺は以前、安い黒スーツを着ていたときに久しぶりに会った親戚のオバちゃんたちに『立派になって』とか『素敵になって』なんて言われてびっくりしたことがあるが、つまりそういうことなんだろうな

ナルミ

へぇ~。
編集長、親戚のオバちゃんたちからもモテモテだったんですか~。

編集長

バ…バカモン、そういうことではない!ものの喩えだ!

編集長

ま…まぁ、とにかく、だ。
『自分を変えるためには外見から!』という話をよく聞くが、それなら、スーツを着ることを俺は勧めるな。姿勢も良くなる

ナルミ

あっ、そう言えばスーツをちゃんと着こなしている人で姿勢の悪い人って、いないですね

編集長

まぁ、そうだな。

編集長

通勤電車の中で、普段着のポケットに両手を突っ込んで、猫背で前屈み歩き、ヘッドホンをつけた頭は前のめり状態……という若い男どもをしょっちゅう見るんだが、一度、ショーウィンドウに映った自分の姿を見てみろ、って思うんだよ。

編集長

『社会に信用される要素』が見えるかどうか。それから、『女性が一緒に歩いても平気な男性』に見えるかどうか、をな。

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