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編集部ナルミの「教えて編集長!」

【第2回】買い物デートで分かる価値観

新人社員ナルミの「教えて編集長!」。
第二回の今回は、お買い物デートでの、男の行動についてです。

皆さんもデートの時、ウィンドウショッピングとか…しますよね?
そんな時、あなたはどうしてますか?

  • ナルミ編集部員:ナルミ
    今年の春、恋タメ編集部にやってきた、入りたてホヤホヤの新入社員。
    明るく積極的な性格が災い(?)して、今回この企画に大抜擢。
    入社一カ月目にして、すでに編集部のマスコット的存在。
  • 編集長編集長:エアロ酢味噌
    泣く子も号泣の、恋タメ編集部の名物”鬼”編集長。
    …とは言え、義理人情に厚く、面倒見も良いので、実は意外にも(?)皆に好かれている。 曲がった事が大嫌い。ちょっと頑固で古臭い一面も…。

Scene 2 編集部内の休憩所にて…

ナルミ

ちょっと聞いて下さいよ、編集長!

編集長

ん?なんだ?急にどうした?

ナルミ

昨日、すっごく面白い光景を見たんですよっ!
図体もデカくてコワモテの人が、サンリオショップで彼女と一緒にキティちゃんグッズを見ていたんですよ~。

なんかもう、おかしいやら微笑ましいやらで…

編集長

おいおい、ちょっと待て。

ナルミ

それでですねぇ………って、はい?

編集長

お前、そんないい男バカにしてたらバチが当たるぞ。
お前も彼氏にするんだったら、そういう男を選ぶべきだ。

ナルミ

…ん~…え~っと…。

ナルミ

あっ!キティラーを選べってことですか!?

編集長

バカモ~~~ン!
誰がキティーの話をしとるか!!

ナルミ

…ひっ…ひぃぃっ!?

編集長

そういうことを言ってるんじゃない。

編集長

買い物のときに、彼女が行きたいという店に一緒に入ることを躊躇わないような男を選ぶべきだと言っているんだ!

ナルミ

も~、だから急に大きな声出さないでくださいってば。

ナルミ

うーんと…
今イチおっしゃっている事がわからないんですけど……。

編集長

よし、具体的に説明してやろう。
いいか?彼女や女の子と買い物に行くというときに、男のとる行動というのは、大体3パターンに分かれる。

ナルミ

3パターン?

編集長

そうだ。

彼女が入りたいという店に一緒に入るヤツ。
外で待っているヤツ。
自分は別の店を見に行くヤツ。

だいたい、この3パターンだな。

ナルミ

う~ん、確かにそうですね。
でもそれは人それぞれでいいんじゃないですか?

編集長

うむ。まぁ、それについて、どうこう言う気はない。

編集長

ただそこで、その男の性格や女性に対する接し方が見えてくるから、気をつけろと言っているんだ。

―――また編集長の例のヤツが始まった。
今回はお買い物について? 本当にそんなところから、男の人の性格って見えてくるんだろうか?

編集長

俺が思う一番カッコいい男は、彼女と一緒に店に入るヤツだな。

で、彼女が何を選ぶのか後ろから見ていたりする。

編集長

要するに、彼女が何が好きで、どんなものに惹かれるのか、知りたいわけだ。

彼女の価値観に興味がある=彼女自身に興味があるってことだろ?

編集長

自分は他の店を見ている程度の興味しか持ってくれないヤツと付き合っても、いいことないぞ

ナルミ

気を使わなくていいのはいいけど、何だか突き放された感じがしますもんね

ナルミ

じゃあ、外で待ってるっていうのは?

編集長

興味があっても、店によっては恥ずかしくて入りにくいという場合もあるとは思う。

だが、俺としては下着売り場でもない限り、いいだろ!?って思うんだよな。

編集長

それに、外で待ってるっていうのは相手にプレッシャーを与えるだろ。

そういうところに気を使えないのは問題だと思うんだよ。

――なるほど。ちょっとした行動から、相手が自分のことをどう思っているのか垣間見えることはよくあるけど、編集長が今言っているのも、そのうちのひとつってわけだ。

編集長

もっと言うと、この『一緒に店に入る』以外の2パターンのヤツらには、共通した問題もあるんだ。

ナルミ

へ?まだ何かあるんですか?

編集長

大アリだよ。
そういうヤツらってさ、結局、自分の『俺像』を守ろうとしている部分があるんじゃないかなと俺は思うんだよ。

ナルミ

…『俺像』…ですか。

編集長

そう。『俺像』だな。

だから『俺はこんなところに入るべきじゃない』って自分の新しい側面を増やそうとしないわけ。

もしくは、自分の世界が広がることを『面倒だ』と思っているか…。

ナルミ

でも、それって言い換えれば、自分の個性を大事にしてるって事ですよね?

悪い事じゃないんじゃないですか?

編集長

いや、それは違うな。
表面的なキャラが変わったり、世界が広がるぐらいで消えるようなものは、個性とは言わない。

編集長

個性っていうのは自分がどこにいても、どんな状態にいても消えないものを言うんだ!!

ナルミ

お、おぉ~!!?

編集長

昔は『○○キャラ』みたいな便利だけど不自由な言葉がなかったから、その分みんな自分のことについて悩んだし、でもそのおかげで、自分をひとつの枠の中にはめなくて済んでいた。

自分が変わることに対して肯定的だったんだよ。

編集長

例えば、これは仕事の話になっちゃうけど、おとなしいとかクールだって言われていたヤツが営業職に就いたりとかさ。

そうすると、今まで考えられないぐらい明るくなったりしてな。

――フットワークの軽さという意味では、編集長の言うとおり昔の人のほうが軽い気がする。
今は自分の好きな情報が好きなだけ手に入るから、その分だけ、「自分はこうだ」っていう鎧を分厚くできるのかもしれない。

編集長

若いときに自分の世界を広げる経験をしておくと、他人に『俺ってこうだから』っていう価値観を押し付けることをしなくなるし、他人の価値観にも寛容かつ敏感になれる。

編集長

まぁ、そういう男は当然モテるよな。

――確かに、誰かを好きになるときに、表面的なキャラを好きになることはそれほどない。
第一印象でいいなと思うことはあっても、付き合うとなったらそれだけを決め手にはできない。

どれだけ同じものを見て、それをどんなふうに思ったかを知って、同じ価値観を共有できたか……その人とずっと一緒にいたいかどうかは、そういうところから決まることがほとんだ。

だからやっぱり、気になる人には自分の興味の世界に入ってきてもらいたいし、少なくとも拒絶はしてほしくない。
買い物ひとつでも、そういうことってわかるんだなぁ。

もちろん、自分も気をつけなくてはいけないけどね。

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